115 ハードルが低めだった話 2

一人暮らしをするにも、親が認めない人との結婚にしろ、揉めるのはわかっていた。
父が大好きだったので、父の同業他社に勤務する夫を選んだ。はっきり言って、父が先に夫を気に入り、「彼にしなさい、おとーさんの目に狂いはない」と断言するもんだから、顔が全然好みじゃなかったのに、「そうかなあ?お父さんが言うなら付き合ってみようかな?」と、その気になったのでした。

付き合ってみたらば、父との共通点ありすぎた!業種が同じだとさらにそうかもしれないけど、ゴルフが趣味、干支も血液型も同じ。となると、私も扱いやすかったけど〜。

実家を一刻も早く出たくて、まあまあなところで妥協した。なので、きっとそのツケが今回ってるのかもしれません。
それでも、当時の私の、やれるだけやった結果なので後悔はしてません。

25歳はクリスマスケーキ(26になったら売れ残り)とか言われてたあの頃に、適齢期に結婚できて、親も安心させられて、子どもにも二人も恵まれたことには、夫に感謝しなくては。

2013.11.24